働くママにとってかなり大切な保育園選び。
なので、私も保育園選びで迷ったときに、保育士をしている友達に保育園選びのポイントを聞いたんです。
その時に教えてくれたポイントが、今となっては本当にその通りと実感しています。
でも、そのポイントって意外にも他ではあまり発信されていないんです。
なので今回は、保育園に子どもを預けて8年目の私が「本当に重要」と思う保育園選びのポイントをお伝えします。
保育園の教育方針、雰囲気、設備、清潔さも重要だけど、、
保育園選びのポイントを教えてくれるサイトはたくさんあります。
まとめるとだいたい下記のようなものが挙げられています。
よくある保育園選びのポイント
- 保育園の教育方針
- 先生たちがいきいき働いているか
- 子供たちが楽しそうか
- 園内は清潔に保たれているか
- 安全管理がしっかりできているか
- 遊具やおもちゃの種類
- 自宅との距離(雨の日の通いやすさ)
- 延長時間
- 紙おむつでもいいか
確かに、これらのポイントも重要です!
保育園見学の際にはチェックすべき項目ですが、私が「本当に重要なんちゃう?」と思うことは、なかなか伝えられていません。
保育園選びで一番重要と思うのは「保護者会の有無」
私が保育園選びでかなり重要視したほうがいいと思うのは、「保護者会の有無」です!
これは、保育士をしている友達がしてくれたたった一つのアドバイスでもありました。
アドバイスを聞いたときは「ふーん。確かに」くらいにしか思いませんでしたが、今では本当に重要と思います。
保護者会という名前かどうかは保育園それぞれによって違うかもしれませんが、要するに、「保護者がどれだけ行事や保育園の仕事を手伝う必要があるか」です。
保育園っていったら、もちろん子どもを預けるのはみんなワーママなワケです。
朝から晩までドタバタが基本の生活。
幼稚園のPTA役員の話はよく聞くけど、まさか保育園にそんな役員なんてあるワケないよね~、なんて思っているアナタ!!
残念!それ、ハズレな考えです(>_<)
私は保育士をしている友達のアドバイスを聞いていたので、無事に「保護者負担がゼロ」の保育園に希望を出し、無事に入園できました。
でも、、
私の友達が「そんなことまで保護者がやるん?めっちゃ大変やん!」っていう保育園に通わせていて、、
それがもう半端なく大変そうなんです!
そこまで保護者がするん?の事例
保護者の仕事がけっこうある保育園に通わせている友達から聞く話では、下記のようなことまで保護者がしないといけないそうです。
①行事の写真のプリント、配布、集金
うちの保育園では遠足や運動会、発表会などの行事がある際には、専門のカメラマンが来てくれて写真を撮ってくれます。
そして、各クラスのお部屋の前に撮られた写真が展示されます。
私たち保護者がやることは、展示されている写真にそれぞれ番号が付けられているので、希望の写真の番号を集金袋に記載し、プリント代金を集金袋に入れるだけ。
数日待つと、希望の写真が集金袋に入れられて配布されます。
ところが!
友達の保育園では、写真は先生が撮ってくれるものの、展示や集金、配布まで保護者がしないといけないそうです。
「業者に委託しようかな~」とか言っていましたが、その業者の選定、交渉もすべて保護者です。
②クリスマスプレゼントの選定、配布
クリスマスプレゼントの選定、配布も保護者でやるそうです。
そのクリスマスプレゼントの内容も、他の保護者にアンケートをとって、集計して決めないといけなかったり、何かとめんどくさそうでした。
うちの保育園は、、保育園側で準備してくれて、配布されます。
③夏祭り、餅つき大会の準備、運営
保護者主催の行事があるらしく、夏は夏祭りに冬は餅つき大会。
保育園側はノータッチなので、すべて保護者がすすめていなかくてはいけません。
もちろん、そのための集まりなどもあり、仕事を休まなければならないことも。
本当に大変そうです。
ちなみにうちの保育園は、すべて保育園側がやってくれますので、ノータッチ。
④卒業アルバムの制作
卒アルの制作も保護者です。
しかも、1冊1冊、一人一人のアルバムが手作りらしいです。(小規模の保育園みたいですが、、)
もらったほうは嬉しいですが、作るほうは本当に大変。
これもアンケートで「手作りにしますか?」みたいなことを聞くそうですが、上の子が手作りだった保護者さんは、「手作りは良かったから下の子も手作りアルバムがいい」ってなるそうです。
そして、一人一人ちゃんと均等にアルバムに載っているかも確認したりするそうです。
これも本当に苦労していました。
絶対やらなければならない役員
ご紹介した保護者の仕事は、みんながするワケではなく、その年に役員になった人がやるそうです。
保育園に通っているので、モチロン、みんな仕事をもって大変なのですが、、
容赦なく役員は回ってくるそうです。
たしか子ども一人につき2回(だったと思います)は必ず役員になる必要があり、役員になった年は本当に大変でブルーなんだそうです。
そして運命を分けるのは、一緒に役員をするメンバーだそうです。
委員長はクジで決めるそうですが、委員長がすでに役員経験ありの人で要領がわかっている人がなれば、決めるべきこと、進めていく行程もスイスイ決まって順調に進んでいくそうですが、そうでない人が委員長になった場合は、右往左往してなかなか進まず、さらに大変なんだそうです。
そして、役員になっても協力的でないママもいたり、、
集金したくても、お金を払わないママがいたり、、
仕事だけでもストレスいっぱいなのに、保育園の役員でさらに相当なストレスがかかるみたいです。
その友達の役員話を聞くたびに、「うちの保育園は保護者役員がなくって良かった~」って思うのです。
もちろん、役員をすると保護者同士のつながりが強くなって、普段お迎えの時間が違って話すこともなかったママと仲良くなれたり、頑張って主催した行事に子ども達が喜んでくれたりする姿をみると、「やってよかった~」って思うこともあると思います。
でも、私みたいに「なるべく保育園にお任せして保護者の負担は軽いほうがいい」とお考えなら、保育園選びのポイントに「保護者の負担の有無」もぜひぜひ入れていただきたいです。
まとめ
保育園選びのポイントは、家から保育園までの距離、雨の日の送迎のしやすさ、先生の様子、子供の様子、設備、安全対策、、いろいろとあると思いますが、ぜひ、ポイントの一つにいれていただきたいのが「保護者の負担の有無」です。
「役員オッケー!かわいい子どものためなら何でもやるよ!!」という方には不要なポイントなのですが、、
たぶん、そうでない方のほうが多数なのではないでしょうか。
共働きでただでさえ毎日忙しくてストレスがいっぱいなのに、さらに保育園の仕事、ストレスがオンされるワケです。
「そんなん絶対にイヤや!」という私みたいな方は、ぜひ保育園に「保護者の負担はどれくらいなのか」を確認してみて下さい。
保育園ライフの快適さがかなり違ってくると思います。
読んでいただき、ありがとうございました。